懐かしの角川映画からの宮野むら子様

BSで「病院坂の首括りの家」が放映されていて懐かしい思いで見ましたが、佐久間良子さんや桜田淳子さんの美しさにうっとり😆昔の女優さんの方が今の方々より優雅だわいとしみじみ感じ入りました。
さてこの原作、当初横溝氏が途中擱筆したことを御存知だろうか。体調不良が理由だそうだが掲載紙「宝石」スタッフは穴を空けては大変と知恵を絞り、岡田鯱彦、岡村雄輔両氏にピンチヒッターを頼み事なきを得たという。岡田&岡村作品を読みたい方は光文社文庫「鯉沼家の悲劇」(アンソロジー)を御覧あれ。図書館か古本屋さんで手に入るかもしれませんね。
この「鯉沼家の悲劇」を書かれた宮野むら子(むら←漢字が出ない😓)ファンの私は、どうも宮野さんの作品をヒントにした本格推理作品がワンサカあるなぁとしみじみ思うのです。賞に恵まれず作品が映像化されることもなくひっそり世を去った宮野さん、あなたこそ戦後華々しいブームを作った本格推理の礎を築いた方だと確信しています✨宮野作品よ、永遠なれ